職務経歴書や履歴書を書くときの最適なフォント
履歴書・職務経歴書作成

職務経歴書や履歴書を書くときの最適なフォント

  • 職務経歴書
  • 履歴書
  • 転職
  • 書類選考

職務経歴書や履歴書を書くときにフォントに迷っていませんか?

履歴書・職務経歴書を書くには多くの決断が必要です。
書く順序は?自分のアピールポイントは?

決断の中でも、履歴書にどのフォントを使用しサイズをどのように設定するかは意外に大きな問題と思うかもしれません。

でも大丈夫。
AnyKanの専門キャリアコーチが推奨するフォントとフォントサイズについて説明します。

転職何から始める?

履歴書のフォントが重要な理由

フォントとフォントサイズを選択する目的は、履歴書・職務経歴書の情報を読みやすく、見た目にも美しい形で提示することです。

日本語の履歴書や職務経歴書を作成する際、フォントの選び方は非常に重要です。

日本語特有の美しい文字の形を保ちながら、読みやすさと信頼感を兼ね備えたフォントを選ぶことが求められます。

1.読みやすくかつ自分の信頼感を表現する必要がある

採用担当者は多くの応募書類を短時間で確認する必要があるため、読みやすさが非常に重要です。
適切なフォントと文字サイズを選ぶことで情報が見やすくなり、担当者が内容を素早く把握できるようになります。
特に細かい文字や特殊なフォントは避けるべきです。

いくつかのフォントは信頼性を強調するのに役立ちます。
例えば、Arialなどのシンプルでクリーンなフォントは、読みやすく信頼感を与えるとされます 。
一方で、装飾的なフォントや過度に個性的なフォントは、ビジネスシーンに適していないと見なされることが多いとされます。

2.AIによる読み取りにも注意

履歴書・職務経歴書のフォント選びは、AIによる読み取りの観点からも重要です。

AIが履歴書・職務経歴書を読み取る際、光学文字認識(OCR)技術が用いられます。この技術は、文字をデジタルデータに変換する際に、フォントの種類とサイズが非常に重要です。

シンプルで標準的なフォントは、OCRソフトウェアによって正確に認識されやすくなっています。
これに対して、装飾的なフォントや手書き風のフォントは、誤認識のリスクが高くなります。

文書をスキャンして情報を抽出する際に特定のフォントや書式設定に依存することが多いため、この点を考慮する必要があります。

折角書いた履歴書・職務経歴書が誤認識されて選考対象外になるという事態を避けましょう。

履歴書に最適なフォントは?

どのような種類のフォントが、この 2 つの考慮しなければならない事項に適合するでしょうか。

答えはクラシック フォント。
つまり、さまざまなプログラムに標準で付属し、派手すぎず、デザインも凝っていないフォントです。

これらのフォントは、人間の目からは読みやすい標準フォントであり、AIは標準フォントであるそれらを読み取るようにプログラムされています。

AnyKanがおすすめするフォントは次の通りです。

Windowsユーザー向けのフォント

  • MSゴシック : シンプルで読みやすいフォントです。クリアな線が特徴で、職務経歴書に適しています。
  • MS明朝 : ゴシック体よりも柔らかい印象を与える明朝体のフォントです。少し堅めのイメージを出したい場合に適しています。
  • 游ゴシック : モダンで洗練された印象を与えるフォント。視認性が高く、プロフェッショナルな印象を強調します。

Macユーザー向けのフォント

  • ヒラギノ角ゴシック : Mac標準のゴシック体で、非常に読みやすく、デザイン性が高いフォントです。履歴書や職務経歴書に最適です。
  • ヒラギノ明朝 : 明朝体のフォントで、落ち着いた印象を与えます。特にフォーマルな書類に向いています。
  • Arial : 非常に読みやすく癖のないフォントです。

さあフォントが決まりました。
次におすすめのフォントサイズを説明します。

おすすめのフォントサイズは?

本文

  • 10.5〜11ポイント : 日本語のフォントは英語のフォントよりもやや大きく見えるため、10.5〜11ポイントが標準的なサイズです。読みやすさを保ちながら、情報量も確保できます。

見出し・セクションタイトル

  • 12〜14ポイント : 見出しやセクションごとに区切りをつけるため、本文より少し大きめのサイズを使用します。視認性を高め、内容の要点を際立たせる効果があります。

フォントサイズ選びのポイント

  • 一貫性 : フォントサイズは一貫性を保ち、意図を持ってフォントサイズを変更する時を除いては(表題だけ大きくする等)、履歴書全体で同じフォントサイズを使用することが重要です。 異なるフォントサイズを混ぜると、見た目が乱雑になりがちです。
  • 視認性 : フォントサイズは視認性が高いものを選びましょう。 老眼の方でも読みやすいフォントサイズは一般的には12mm以上と言われています。
  • 信頼性 : フォントの選択は、あなたの社会人としての信頼性を反映します。遊び心のあるフォントは避け、ビジネスシーンに適したフォントを選びましょう。

まとめ

適切なフォントと文字サイズを選ぶことで、履歴書や職務経歴書の印象は大きく変わります。

読みやすさを最優先に考えながら、プロフェッショナルな印象を与えるフォントを選択することで、採用担当者に好印象を与えることができます。

自分のスキルや経験を最大限にアピールするために、これらのポイントに気を配って書類を作成しましょう。